スウェーデンの価値観を
大切に、
自分らしく仕事に
取り組んで力を尽くす
デジタルビジネス推進事業部
2019年入社|経営工学部卒
B.K
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キャリアが世界中で通用する
IT業界に着目 -
スウェーデンで生まれ育ち、学生時代に留学して日本が好きになりました。「ここで暮らしたい」という想いから日本で就職活動をすることに。世界中でキャリアが通用するIT業界に着目し、複数の企業にアプローチして、人の温かさが印象的だった当社への入社を決めました。
現在は2つの業務を担当。1つ目はVortex(ボルテックス)というシミュレーターソフトウェアに関連するもので、制御のテストなどが行えるよう、お客さまのご依頼に合わせてモデルの仕様を変更する、といった作業を行っています。2つ目は自動車メーカーのお客さまを対象としたHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)環境の構築と運用保守。先輩を始め複数のメンバーとチームで担当しており、不具合発生の際には皆で連携しながら解消にあたっています。
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周囲に支えられながら
ビジネス会話のハードルを克服 -
日本語での日常会話に困ることはないのですが、ビジネスで使用する言葉には不慣れで会話のスピードも早く、入社当初はやり取りに苦労することもありました。周囲のサポートを受けながら、「習うより慣れろ」の精神で積極的にコミュニケーションを取ることでハードルを克服していった気がします。
仕事の中では、寄せられる期待以上の業務を行うことを意識しています。以前参加したプロジェクトでは、自分以外の担当者も内容を解読できることを重視してスクリプトを作成しました。こうした配慮が評価されたのか、プロジェクト終了後、マネジメントを担当された方から「次のプロジェクトにも参加してほしい」とアサインされました。また一緒に仕事をしたいと思っていただけたことがとてもうれしく、さらなるモチベーションにつながりました。
- お客さまと技術職の橋渡し役を担えるよう成長したい
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スウェーデンにはラーゴム(Lagom)という価値観があります。これは、「なにごともほどよく」といった考え方で、私のライフスタイルのベースともなっています。業務時間は仕事に集中し、オフタイムはプライベートを大切にする。携わっているシステムで生じた不具合の解消に苦戦する、といったシーンもあるのですが、定期的に休憩を挟んで集中力を維持し、同じ部署の方やチームメンバーにアドバイスをもらって複数の角度から課題を整理することも意識して、効率よく仕事を進めるよう心がけています。
これからも日本で生活し、この会社で働きたい。今後は、エンジニアとして実力を高めながら、さらに幅広い視野と知識を身につけたいと考えています。技術職とお客さまとの架け橋となるプロジェクトマネージャーとして成長していくのが目標です。
1日のスケジュール
9:30
- 出 社
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リモートワークがメイン。子どもを保育園に送り出してから、
メールやその日のタスクをチェックします。
10:00
- 午前の作業
- HPCの運用保守業務に着手。不具合の解消に取り組みます。
11:00
- 会 議
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お客さまとのお打合せ。
担当業務の進捗状況や、対応完了などの報告を行います。
12:00
- ランチ
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同じくリモートワークに取り組む妻と昼食。
お昼は調理しないと決めているので、
レトルトで済ませることが多いです(笑)。
13:00
- ボルテックスプロジェクトの打合せ
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電通総研の方と取り組んでいるプロジェクト。
進捗状況を報告したり、指示を受けたりします。
14:00
- 午後の作業
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ボルテックスのモデリングや、
モデルで使用するスクリプトの実装、説明用資料の作成など。
16:00
- 残務処理
- その日のタスクの中で優先度の低いものに対応します。
17:30
- 業務終了
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これ以降は家族で過ごす時間。子どもをお風呂に入れるのと、
翌日の保育園の持ち物準備が私の担当です。
- オフの日の過ごし方
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土曜日は家族でお出かけ、日曜日は1週間分の買い出しをして妻と一緒にお惣菜を作り置きし、翌週に備えます。
私が特に好きなのは土曜日の朝。時間に追われることがないので、平日よりもコーヒーをじっくり味わって飲むことができます。車の運転も好きで、自分にとってmeditation(瞑想)にも通じるひとときになっています。
理系出身者Q&A
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IT業界での
就職を志望した理由は? - 新しいことを学ぶのが好きで、小さい頃からよくパソコンを使っていたので、IT技術に対して「難しそう」といった先入観を持っていませんでした。そして、この分野であれば海外出身者であることがハードルにならず、活躍のチャンスも得られるのではないか、とも思っていました。
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学生時代の専攻や、
学んだことは? - スウェーデンの大学院で経営工学を専攻。機械工学やマーケティングも学びました。文理どちらも学んだのは、大学のカリキュラムがそのように設定されていたから。私自身は理系出身ということになりますが、論理的な思考力は文理問わず、何ごとにおいても必要だと感じます。
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業務の中で、
学生時代の学びが
活きていると感じることは? - 力学の知識。現在担当しているボルテックスのプロジェクトで、リアルタイムシミュレーションをする際に行う物理演算で役立っています。学生時代、授業を受けていた時は「ここで学んだことは今後絶対使わないだろうな…」と思っていましたが、今の業務ではなくてはならない知識になっています(笑)。
- 当社の「拡さ」の魅力とは?
- オープンマインドな人が多いこと。誰もが先入観なく、海外出身者に対しても他の人と同じように接してくれる職場環境で、居心地が良いです。雑談などのコミュニケーションの中で、私のこれまでの経験や人となりを知ろうとしてくれるメンバーがたくさんいることがうれしいです。